集客対策の見直しは、来店客数を既存客と新規客に分けて考えてみること

お店に1日あたり何人来店してくれているか、普通はまとめてだいたいの人数を把握していると思います。
しかし「客数=既存客+新規客」というふうにいつも来店するお客様と、新たに来店してくれたお客様に分けて考えると、見えてくるものがあるといいます。

2つに分けることにより、店長が店舗の集客に対して、何をしなければいけないかが明確にわかってきます。

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客数が減っている場合に、既存客や馴染み客が減っている場合

・お客様を競合店に取られている可能性が高い。
・自店に何らかの問題がある。

具体的には、商品の品揃えや鮮度であったり、価格であったり、クリンリネス(清潔感あふれる売り場作り)の問題が考えられます。
また、サービス面においては、接客の問題であったり、レジの対応やオペレーションの問題だったりします。

そこで、お客様が減っている要因を謙虚に捉え、どのようにするか、対策を練ることが大切です。

例えば、グループインタビューなどをして素直に意見を採り入れることが重要です。
また、店長としては、次のようなことも頭に入れていただきたい。
それは、お客様の固定客化であり、会員やお客様の緩やかなイケスづくりです。

イケスづくりというとわかりづらいかもしれないが、今来ていただいているお客様にちょっと特別なプレゼントをしたり、お名前で呼んであげたり、お子様や家族のことを覚えてあげるといった、身近なことに関心を持つことです。

それによって、お客様がお店へリターンする比率が飛躍的に上がる可能性があります。

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新規客を増やす集客のための4つのポイント

次に、新規客を増やすには、どうしたらよいだろうか。
新規客を増やすには、店舗から何かを告知することがとても大切ですが、経営の原理原則や繁盛店のルールを頭に入れておくと分析しやすくなります。

例えば、

①一番化

1番化とはオンリーワンを目指すもの。
他店にない独自固有の強みを磨き、「段トツ1番」にすることによってお客様を集客することができる。
1番商品があると、次のようなメリットがあります。
・わかりやすい
・覚えてくれやすい
・遠くからわざわざ来てくれる

②固定客化

固定客化は、ある中華惣菜店が顕著な例で、この店は会員数を10万件も持っていて、西は兵庫県の姫路から東は神奈川県の川崎まで配達をしています。
ちなみに1品当たりの単価は600円にもかかわらず、年商は40億円を超えます。

③便利性

便利性は日原近流行のネットスーパーに代表されるように「宅配」が挙げられます。

④ニューリテイラー

ニューリテイラーは、ウェブやモバイルを使った販売チャネルや、TVショッピングなどが有名で、「東京ガールズコレクション」などは、ファッションショーを見て、その場から携帯電話で発注できる仕組みで話題となっています。

以上、集客対策の見直しは、来店客数を既存客と新規客に分けて考えてみることでした。

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