「オープン」を訴求した付加価値で集客アップを狙う

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当たる企画は、当たらなくなるまで使え

「当たる企画は、当たらなくなるまで使え」——これは販売促進の鉄則です。

ある企画がヒットしたら、すぐに別の企画を考えるよりも、ヒットした企画を改良するなどして、当たらなくなるまで使うことが大切です。

この鉄則以外にも、 「オープン」や「リニュ—アルオープン」、あるいは「売り尽くし」などといった企画が集客に効果的です。

同じテーマでも、ただ単に「オープン」と言い続けているわけではない。
「オープンフェア」、「オープン感謝フェア」、「オープン特別フェア」、「オープン感謝祭」、「オープン大特典祭」など、オープン企画をいろいろと打ち出しています。

これは同じフレーズを使ってばかりでは、見る側に飽きがでてくるからです。

オープンは、オープン時だけのものではない。多様な「オープン企画」を考えれば何回も使えるのです。

「あの店は何度もオープンセールばかりやっている」とお客様に指摘されないかと恐れる経営者がいますが、そこまで注意深く見ているお客様はいません。
オープンセールが、お客様にとってお得な情報であれば、何度でも行きたくなるからです。

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「オープン感謝フェア」をヒットさせた住宅会社

集客効果を高い状態で持続できた住宅会社の例。

通常、住宅会社の場合、モデルハウスオープン時では爆発的に集客ができるが、その後すぐに通常の企画に戻してしまうため、集客を落としてしまうケースが多い。

何年かに1回のオープン企画を、チラシ1回で終わらせてしまうのはあまりにもったいない。

そこで、この住宅会社ではオープン企画を考え、しばらくの間、多くの集客を維持することに成功したときの企画が「オープン感謝フェア」です。

最初は通常の住宅会社のよぅに、モデルハウスをオープンしたときは、いつも以上に多くのお客様でにぎわいました。

次にそのときの様子を大々的に紹介したのが、「オープン感謝フェア」企画です。

多くのお客様でにぎわっている、話題のモデルハウスがオープンしたことを派手に伝える構成にしました。

具体的なコピーは次の通り。
「記録的な反響で話題独占!ご来場者総数約1500名様」。

さらにお詫びとして、「オープン期間中は会場内がたいへん混み合ってしまい、ゆっくりとご見学をお楽しみいただくことができず、申し訳ございませんでした。また、お客様集中時には一時的なスタツフ不足により、十分な対応ができませんでしたことを重ねてお詫び申し上げます」と表現して、より信頼性を高めることにも成功しました。

同じオープン企画でも、企画の意味付け、企画開催の理由をきちんとお客様に理解してもらえるような語りかけができれば、集客に悩むことはありません。

テキストのコピーはできません。