価格にインパクトが出る広告の作り方

価格にインパクトが出る広告の作り方

チラシ広告やWEBの通販ページ等で、特にお客様に勧めたい商品に興味を持ってもらうにはどうしますか?
インパクトのあるキャッチコピーで誘うのか?
商品の特長をアピールするのか?
いろいろなことが考えられますが、最も有効な方法は「価格の演出」です。

とくにセールの目玉、キャンぺーンの割引などの演出で、10〜20%も成果が変わってくるので実行する価値があります。

広告

注目の演出で、他の商品のプライス表示と表現を変える

お客様に、ある特定の商品に注目させたい場合は、他の掲載商品のプライス表示とは違う表現にする必要があります。それには二つのポイントがあります。

①プライスの「大きさで差別化」
通常フライス表示の1.5倍ぐらいにして、目立たせます。

②プライスの「書体を変える」
例えば通常プライスで使っている書体がゴシック体であれば、目立たせたい商品のプライス表示には立体文字やフチドリ文字を入れるなどして、インパクトを与えます。

このような手法を使って、目玉商品や売れ筋商品のプライスに注目させることで、特定商品への集客力と販売力を上げることができます。

広告

プライス表示の横幅を狭くして、安さの演出する

読んで理解させるより、ひと目見ただけで価格の安さを印象付けるには、プライスの横幅をなるべく狭くすると効果があります。それには二つのポイントがあります。

①0の数を減らす。
100000円を10万円にすると、同価格でも見た目の高額感が薄れて心理的にも不思議と安く感じます。

②桁の間隔を縮める。
4桁以上の価格であれば、プライス表示の数字同士がくっつくように表現すると、安さ感が出てきます。

目玉商品の演出は過剰なぐらいのデザインにする

特に売り切りたい目玉商品に集客効果を与えるには、昔からある手法で爆弾マークにプライスを入れることです。

赤い爆弾のギザギザが人の目を奪い、そして勢いを与えることができるため、強烈な安さとしてインパクトを与えることができます。

どの手法を使うかは、商品の価格帯やイメージを考慮して行う

たかがプライスでも、表現方法によっては、消費者のとらえ方が変わってきます。見た目から受ける心理をうまく利用して価格演出をすれば、商品集客力を上げることができます。

ただし注意しておきたいのは、販売店舗のイメージを変えてしまったり、商品のイメージを損なう可能性があります。

もしセンスを大切にする店舗であれば、やりすぎると下品な安売り店のように見られます。元の販売価格が高い商品であれば偽物かも?中古品かも?と疑われてしまいます。

店舗や商品の性格をよく見極めて、お客様にどのようにプライスを見せれば効果的なのか、よく吟味して広告の見せ方を考えましょう。

テキストのコピーはできません。