「会って話せば、この商品のすばらしさを伝えられるのだが……」と考える方は少なくありません。
しかし商売のプロなら、会って話すだけでなく、チラシでそれができるようにならなければならない。
ただ、チラシは紙面がかぎられているため、商品価値をチラシで伝えていくとなると、難しく考えてしまう方が多い。
その結果、語りすぎて何が言いたいのかよくわからないチラシができあがります。
全てを語りつくしたチラシほど、客観的にみれば読みにくくて、見たくないものです。気づかずにそんなチラシを配布していませんか?。
商品価値をチラシで伝えるには必勝パターンがある
「プロフエッショナル」のイメージを新求する
「この道一筋50年」「開発に10年かかりました」と言われると、
この人間の心理をチラシにも活用して、あなたの販売したい商品の品質イメージを高めるようにします。
「専門家」としてアビールできるものを探す
「専門家」を名乗るのであれば、アピールできる実績が必要です。
◎表彰された実績はないか?
◎コンテストに出品をして、一番に選ばれたことはないか?
◎街の人気店に選ばれたことはないか?
もし、まだないとしても、表彰をされる可能性のあるものには積極的に出品しよう。
「□□に表彰された〇〇」というと、品質イメージがぐっと高まります。
◎お客様の中に、権威ある職業についている人や有名人はいないか?
そんな人がいれば「〇〇も選ぶ」、あるいは「〇〇をする人に人気」というフレーズが使えます。
一般的に人は権威に弱く、権威に影響されるものなので、自然と販売商品の品質価値が高まります。
◎「ナンパーワン」として表現できるものを考える
「ナンバーワン」というのは、とてもわかりやすい。
「〇〇町でシユークリーム売上No.1のケーキ屋さん」でもよい。
ナンバーワンとして表現できる方法を考えましょう。
「プロフェッショナル」を自己演出する
店で扱っている地酒をチラシでアピールするようなときは、白衣を着た職人がテイスティングをしている写真を掲載するとよい。
また工務店なら、半纏を着た大工が家を語るストーリーにするとよい。
見せ方次第でプロフェッショナルらしさをお客様に強く印象づけることができます。
商品と一緒に、プロを感じさせる姿をした人を登場させると、その商品の品質イメージが高まります。
「どうせ買うなら、専門家から買いたい」・・・この人間の心理を利用するのが、プロイメージの演出です。