商品集客、企画集客、イベント集客によって、即効性のある集客が見込めるのはWEBバナー広告やチラシです。
しかし、毎月広告を出稿するとなると、「安定した集客が見込める仕掛け」が不可欠になってきます。
今は昔ほど広告費にお金をかける時代ではありませんし、コロナウィルス対策の影響で経費も限られています。
それでも広告を打たなければお客様はやってこない・・・。
見る人を飽きさせず、継続的に期待されるような仕掛けとは何でしょうか?
結論を言えば、商品や企画だけを見てもらう広告ではなく、店に愛着を持ってもらえるような「キャラクターカ」で仕掛ける方法です。
キャラクターで仕掛けるといっても、何をキャラクターとするかで受ける印象や愛着も変わってきます。
「店舗」キャラクターで集客する
堅いイメージ、男臭いイメージの店舗は、女性にとって気軽に利用するのは抵抗があるものです。
しかし、ディズニーアニメに出てくるような動物などを店舗のイメージキャラクターとして発表し、柔らかいイメージを与えることで愛着を感じてもらえると、利用しやすくなる効果が期待できます。
女性やファミリー層を狙うなら効果的です。気を付けてほしいのは、販売する商品もその層に見合うものを用意しないと、せっかく新たな客層を集客できても期待を裏切ることになりますから。
「店長」をキャラクターとしてアピールする
消費者は、大型店舗で買うより中小の店から商品を買ったりサービスを受けることに「不安」を感じるものです。
そして、高額商品になるほどそれが大きくなってきます。
一方、中小の店は、「店長の人柄や考え方」により、信用を得て商売が成立する割合が高いもの。老舗の店舗や地域で評判の人気店などを見ているとその傾向が強い。
それならば店長を愛着のあるキャラクターにすることで、「不安」を消す効果が出てくるのではないでしょうか。
店長のキャラクターがアイコンとなり、人の記憶にも定着すれば、集客効果が望めます。さらに競合店が出店してきても、店長のキャラクターが生きている限りお客様が簡単に離れることはないでしょう。
「スタッフ」キャラクターで来店の動機づけに利用する
高額商品になるほど、商品だけで選ぶのではなく、プラス人で選ぶようになります。
つまり、「〇〇さんから、この商品を買いたい」というようになってくるのです。
集客を考えるのであれば、「この人なら気軽に聞けそうだ」「この人はとても詳しく教えてくれる」「いつも勧めてくれる商品が的確」「私の立場になって相談に乗ってくれる」と思わせるスタッフの個性に合わせたキャラクターを打ち出すことで、効果が出てくるようになります。
お客様がスタッフのファンになってくれると、それが評判となり集客効果が現れてくるでしょう。
ただし注意しておいてほしいのが、一人のスタッフに集中しないようにすることと、人気のあるスタッフが辞めた場合のことを考えて、全員の個性を特化させたキャラクターを作ることです。
末永く店舗を愛してもらうために
キャラクターカというのは、消費者に愛着を持ってもらうことで、集客力を高める効果があります。
様々な販売イベントを多くすれば、いくつかはヒットすると思いますが、すぐに飽きられたり、価格だけを来店の動機にされてしまい、普段の来店客が減ってくることもあります。
しかし店舗独自のキャラクター性があれば、それが来店する動機になり、お客様の満足度を高めることにつながります。
価格ではなく、人や商品に満足してもらえれば集客も売り上げも期待以上の成果がでるかもしれません。