小売店にとって商いとは心理学でもある

シェアする

商いとは?と聞かれてどう答えますか?
普通に考えれば、売り手が買い手と商品を通じて付き合うことと答えられます。

商いの世界では新規のお客様をつかまえ、末永いお付き合いに持ち込めるかどうかは、実は売り手の姿勢と商いそのものの設計に影響されます。

小売業の場合は、店舗という場を通じて、お客様に働きかける行為を実行し、結果として物品や付随したサービスが売れ、利益が生まれます。

つまり、お客様の店舗に期待する気持ちを高め、印象を良くし続ける活動を通じて利益を獲得しています。

そして、常にお客様の印象を良くしていくためには、新しさ=変化を提案できる店舗や売場であることが大切。
その新しさは、大掛かりで奇抜なものではなく、少しの変化でいいのです。

馴染みのお客様ほど、ちょっとした変化や気遣い・気配りが嬉しいものです。

売り手は、お客様に目を向けたこういう姿勢を失ってはならない。目先の売上よりも店舗運営全体の品質アップ、企業としての品質アップに目を向けることのほうが重要です。

「店の都合」>「客の都合」より、「店の都合」<「客の都合」の企業ほど人気が出ます。

スポンサーリンク

お客様の視点で考えた店のタイプの分け方

<レベル5>
なくてはならない店→私の大好きな店、大事な店

<レベル4>
見るからに繁盛店→まあまあ安心、はずれなし

<レベル>
普通の店→まあ、この店ぐらいでもよいか

<レベル2>
あってもなくても良い店→他人は知らないが私は使わない

<レベル1>
ないほうが良い店→大嫌いな店

店舗間競争が少ない地域や、発展途上の業界は、「需要」>「供給」になります。実力は別として、仮免許でレベル3以上の存在にはなれます。

ところが、競争が激化し供給過剰になり、真剣に店を見つめて買い物をするようになれば状況は変わります。お客様は心の中で自動的に、店をレベル5からレベル1までランク分けするようになります。

こうなると仮免許段階のレベルの店は大変です。
それなりに売上がとれていた店舗でも、目の肥えてきたお客様からはレベルが低い店と評価され、売上が落ちていく。
激しい競争が続く中でふるい落とされないのは、レベル5とレベル4の店舗だけです。

だから店長は売上がとれているだけでなく、なくてはならない店づくりを目指さなければならない。

スポンサーリンク

シェアする

フォローする