現在経営している店舗を繁盛店にするためには、販売&経営戦略が必要です。
戦略の計画を立てるためには、様々な観点から考える必要があります。
目標実現の精度を上げるために、必要な要素があります。
戦略の精度を上げる次の6つのポイント
店舗経営における計画が、数値計画だけだと思っていませんか?
間違いではありませんが、数値目標を達成するために必要な条件があります。
目標数値を裏付けるための要素を、揃えるための計画が必要なのです。
特に6つのポイントをおさえた計画作りが、必要です。
戦略ミックスや戦略の一体化をする要素
①コンセプ卜
②マーケティング計画
③マーチャンダイジング計画
④マネジメント計画
⑤営業数値計画
⑥販売施策計画
この6つのポイン卜を確実におさえれば、繁盛店の実現にかなり近づくことができるといえるでしょう。
しかし、それがわかっていても、経営者という立場からすると、目の前に提示される数値にとらわれてしまいます。
数値というものは、現実的であり、店舗のリアルな姿をそのまま表しているものだからです。
とにかく数値をなんとかしなければならないと躍起になってしまうと、本来最も大切に心にとどめておかなければならない店舗のコンセプトが、とても曖昧なものになっていきます。
やがて忙しさにかまけてしまうと、店舗のコンセプトを忘れていまい、もはや何を目指しているのかさえも曖昧になります。
コンセプトがはっきりと言えない店舗が、繁盛店になることはありません。
店長が繁盛店を作ろうと思って計画作りをするのなら、お店のコンセブトを何にするのか。
このコンセプトの立案次第で、数値目標が達成するかどうかが決まると言えます。
繁盛店の明確なコンセプトとは
コンセプ卜とは、「誰もがわかる簡単な言葉で、ひと言で言い表せるもの」です。
店長1人で考えていると、独りよがりなものになってしまうので、信頼できるスタッフと共にアイデアを出し合って、みんなで決めるほうが良い。
みんなで決めたコンセプトなら、店長もスタッフも意識を1つにして店作りをやっていけます。
もちろん最初から繁盛店になることは難しいので、現在の状態からできることは限られていると思います。
でも、店舗内で勤務する人々がコンセプトを軸にしながら、一丸となって取り組めば、やがてそれが来店客にも伝わり、関係者全てのパワーでいつの間にか繁盛店になっている可能性が大きくなります。
伝わらないコンセプトは店を潰す
店舗のコンセプ卜を軽く考えてはいけません。
コンセプト次第でお店を繁盛店もさせれば、不振店にもさせるからです。
そして、そのコンセプトを元に経営や販売計画を立てて、数値目標をスタッフに提示だけしても上手くいきません。
大事なことは、なぜその数値目標になったのか? なぜその販売計画なのか? 計画の理由やコンセプトを軸にしながらスタッフに伝えて理解してもらうことです。
店長からの説明は、とても重要です。
「いつの間にか、販売計画が掲示されていた」では、いつまでたっても繁盛店にはなれません。
ずっと繁盛店として続けられている店舗は、やはり店舗のコンセブトが明確です。
例えば「お客様はいつも正しい。」というシンプルなコンセプトがあります。
いつもお客様の声に従って働くことで、やがて繁盛店へと変身することができるのです。
コンセブ卜はできるだけシンプルにして、徹底的に絞って作り上げたコンセブトは、誰にとってもわかりやすく、守りやすくなります。
スタッフにも覚えやすく、お客様にも伝わりやすいコンセプトは、やがて店舗のマインドポリシーとなって、誰からも愛され、長く伝えられていくことになります。
以上「店長が、経営する店舗のコンセプトを、自信を持って言える店舗は繁盛店になる!」でした。