多忙な店長ほどスタッフと話す時間を設けなければならない

「店長、少し相談したいことがあるのですが」と、スタッフに声をかけられて「今は手が離せないから後で」と応えていませんか?

そういうことが続くと、店長は多忙な人だからと、やがてスタッフも相談しなくなって指示待ち人間ばかりになる可能性があります。

やがて信頼関係も薄れて、優秀なスタッフがどんどん辞めていき、店舗の売り上げが激減するということにもなりかねません。

スタッフの声に耳を傾けてあげること、声をかけて相談にのってあげることは店舗の売り上げを伸ばすために必要な仕事でもあるのです。

目の前の雑用にばかり目が行って、スタッフの存在を忘れてはいませんか?

店長、本当に時間がありませんか?

「今日、どうだった?」と尋ねるのに、1分もかからないはずです。

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店舗スタッフとのコミュニケーションは数秒あれば十分可能!

店長になりたてだと日々の業務にも慣れていないので、なにもかもが気になって無駄に忙しいと思います。

だからスタッフと話す時間ももったいないからと、相談があっても後回しにしまいがちです。

そんな店長に多いのが「スタッフと話すとなると15分ぐらいは必要だ」と思い込んでいることです。

深刻な相談事であれば、時間はある程度必要かもしれません。

しかし、普通にコミュニケーションを取るだけなら、2~3分の立ち話でもいいのです。

出勤してきたスタッフに対して…

「おはよう、今日は顔色がよくないみたいだけど、大丈夫?」

「おはよう、今日も笑顔がいいね。その調子でがんばろう」

「今日はこの仕事をやってほしいのだけど、任せてもいいかな」

業務中のスタッフに対して…

「ちょっと急だけど、この仕事をお願いできるかな?」

「さっきお客様が褒めてくれたよ、よかったね」

業務終了時の帰宅するスタッフに対して…

「今日はどうだった?失敗は明日挽回すればいいさ。明日からまたがんばって!お疲れ様」

「あの仕事、教えてもらった?よく出来てたよ、明日もよろしく。お疲れ様」

「今日は声がよく出てたね。明日もその調子でがんばってね。お疲れ様」

このように、挨拶に少し言葉をプラスするだけでもいいのです。

これをないがしろにしていると、それこそいつの間にか深刻な問題に発展していたということにもなりかねません。

改まった席で、きちんと面談をするのではなく、仕事に関わる話をちょっとだけでもすれば十分です。

そのちょっとの会話のときに、店舗スタッフの表情や声のトーンを気にかけておきます。

また、現場で時々自分の視界に入るようにしておくと、声をかけやすくなります。

目線を送るだけでもいい。

「よくがんばってるね」「いいね」という表情を送るのも効果があります。

おそらく1分ぐらいしかかからないコミュニケーションって、たくさんあると思います。

勤務しているスタッフが10人いたら、10分で済みます。

どんなに忙しい店長にも、休憩時間や食事の時間はあるはずです。

そんな時間も無い…という店長は業務効率に問題があるので、仕事の内容や自身の行動を見直す必要があります。

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店長の仕事には優先順位がある

繁盛店舗の店長は、スタッフとのコミュニケーションを仕事の最優先事項と決めています。

ところが、赤字店舗の店長ほど、オペレーションにウェイトを置きがちです。

業務としてオペレーションは、自分もよく知っている作業をただ黙々とやっていればいいので精神的に楽だからです。

でも、店長がスタッフと同じ作業をやっていてはいけません。

店長は経営者であり、マネジャーという立場の自分にしかできない仕事に集中すべきです。

他のスタッフでもできる作業であれば、やってもらえばいいのです。

店長が1人、店舗スタッフが10人の場合、スタッフ1人の売上を1とすると、店長の売上はどのくらいでしょうか。

実は店長1人の売上も、店舗スタッフ1人と比べても稼ぐお金は同じなのです。

店長が対応したら、客単価が倍になるということはありません。

飲食店であれば決まったメニューがあり、お客様が注文する量も差があるわけではない。

だったら店長が頑張って接客をするよりも、スタッフ全員に気持ちよく働いてもらい、10倍の売上を保持できるようにするほうが、とても重要だとわかるはずです。

たとえ店長1人が倒れても、スタッフが10人いればお店はなんとかなります。

逆にスタッフ全員が倒れてしまったら、店長1人ではどうにもなりません。

こう考えても、店長の業務を置いておいても10人のスタッフと話すことに力を入れたほうがいいのです。

店舗スタッフとのコミュニケーションの時間をとらないというのは、マネジメントを放棄しているのと同じこと。

1人1分、10人で1日10分もあれば十分です。

今日から店長のあなたは「絶対に1分はスタッフと話をする」と決めて、コミュニケーションを日々の業務の優先順位の1番にしてください。

一緒に作業をしながらでも、朝礼と中間と帰りがけに20秒ずつでもかまいません。

以上「多忙な店長ほどスタッフと話す時間を設けなければならない」でした。

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