買い物客の心に刺さる。数字のの心理マジックを使った接客方法

私達の日常には、ありとあらゆる数字が身の回りにあります。お買い物に行った店舗でも、価格、割引率、重さ、サイズ、賞味期限など数字で知る情報がたくさんあります。

また数字は言葉で表現されるよりも具体的で、正確な判断基準になるものとして、私たちは認識しています。

しかし、その数字に翻弄されてしまうのも私たちです。数字の見た目の印象で感じ方が変わったり、物の価値が変化してしまうことがよくあります。

これが数字を使った心理マジックです。人の心に影響を与える数字の不思議を利用して、お店の売上アップを狙える方法を伝えましょう。

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数字を使って「値頃感」を演出する

たとえば「おでんセット」の価格が1000円ならば、これを5人家族で食せば、1人あたりは200円です。

おでんを販売するときに、「5人家族。1人あたり、たったの200円でおでんが食べられるとなれば、今晩は、おでんに決まりでしょう!」と言って、「おでんセット」を紹介してあげれば、「200円」という響きに誘われて、主婦の財布の紐もゆるんでくるに違いありません。

また、たとえば、「野菜ジュース」が1ダース1000円ならば、1バックあたりの単価は約83円になります。

したがって、「1バックあたり、なんとたったの約83円。だから、1ダースのまとめ買いが、断然、お買い得ですよ⊥といって、紹介してあげれば、やっぱり「83円」という響きに気持ちがゆれて、工イヤッと購入してしまうことになるでしょう。

このように、販売員は常にあたまをフル回転させて、価格が分解できないか? と考えてください。価格を分解して、値頃感が生まれると、お客様は購入に前向きになってくれると思います。

ところで、無料のサンプルをお客様にサービスしてあげる場合。市販の商品の価格と分量から逆算してサンプルの価格を導き出し、金額を算出します。

たとえば、1リットル・1000円で販売されている液体洗剤のサンプルが票ならば、そのサンプル品の推定価格は300円ということになります。

そこで、お客様にサンプルを「どうぞ」といって配るよりも、「300円相当のサンプル差し上げますね」と言った方が、お徳感があります。「300円相当のサンプルを3つ。合計900円分を無料で差し上げますね」と言ってあげれば、お客様も喜んでもらってくれるはずです。

また、「この商品、1年間は使えます」と言うよりも、「365日、使えます」と言った方が、お客様の心に響きます。

「ただ今、360円、360円、360円です」 このように値段を連呼するだけでも、なんだかお買得商品のような気がしてくるから、「数字」 って不思議です。

接客時の会話に数字を加えるだけで、平凡な販売員が「専門家」に見える心理マジック

「これは、10%の〇〇〇が含まれて、これには16%の〇〇〇が含まれています」、「これは16ビット」、「あれば20メガバイト」、「これは100%〇〇〇」、「これには○○の成分が54%含有されております」、「13番のボタンを押してから、6番のレバーを引いてください」、「これは33種類もの〇〇〇が含まれています」、「数にして〇〇〇が20個分」、「〇〇〇は、93%のお客様から支持を得ています」

こんな感じで言葉の中に数字を少しだけ盛り込めば、なんだか商品の価値が高くなったような気がしませんか? この心理マジックはCMでもよく使われています。

つまり、数字(単位・データ等の情報)を使って、どんどん商品を紹介するのです。

「数字」が言葉の中にどんどん出てきますと、なんだか、話に説得力が出てくるんです。なんだか、不思議と物に対する信憑性も高まっていくのです。

これを接客時の会話に使うと、お客様はその販売員がまるでその分野の専門家にみえるとう錯覚をしてしまいます。

まさに、数字の心理マジックです。知識がそれほどなくても、専門家にみえるんですから。だから時には、「数」 の連射で、専門家を気取ってください!

「さすが、この販売員は、プロフェッショナルだ!」とお客様の「関心」を「納得」に変換するのです。

しかし、なんでもがんでも「数」 で表現し過ぎると、メリットもデメリットに変換されますから、ご注意ください。

たとえば、「あの販売員、なにを言っているのか、さっぱりわからないわ」なんて、お客様を混乱させてしまうことも。何事も、ほどほどにして止めることが肝心です。

特にパソコン売り場や、スマートフォンなどの通信メディアなどを扱う売り場です。若い男性ならなんとなく理解できても、高齢者や女性には理解できないことが多々あるので、わかりやすい用語に変換して接客をしてください。

以上、「買い物客の心に刺さる。数字のの心理マジックを使った接客方法」でした。