雇った店舗スタッフが定着する「仕事を楽しく覚えるトレーニング」とは?

社員からアルバイトに至るまで新規で採用した店舗スタッフには、簡単なことから「成功体験」をたくさん積ませることが大切です。

しかしよくあるのが、現場で教えるスタッフによって教え方や言うことが違ったりして、「成功体験」どころか、逆にコロコロと変わる上司の対応に新人スタッフは悩んでしまいます。

この段階で早期に辞められてしまうと、店舗にとっても求人で費用をかけているだけに痛い出費となります。

だから、店舗側で新人に教えるべき仕事は、担当者により例外を極力認めないようにして、社員の共有知識としてマニュアル化したほうがいい。

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「できた」×「できた」の相乗効果が長期勤務につながり、店舗運営が楽になる

その内容は、教えたい仕事を順を追ってステップ化して、「できた」という体験を何回もさせることです。それが、新人店舗スタッフの自信と意欲に、そして「ここで長く勤めたい」と長期定着へとつながるのです。

スタッフが定着して、長期勤務になると店舗運営のクオリティも上がり、お客様からの信頼も増すという良い効果があります。もっと言えば、良いスタッフは良いスタッフを呼びこむという作用もあり、求人効率もアップするでしょう。

定着を促進することで、これだけの効果がある。そこで、店長がやるべき仕事は、まず教えるべき業務をステップ別に分解することからはじまります。

大きな段階として3つに分類します。

「最初に習得する業務スキル」「次に習得する業務スキル」「更に習得した方がいい業務スキル」というステップで、指導事項を分類するとよいでしょう。

店舗のレジ業務を例にあげるとこうなります。

①「最初に習得する業務スキル」

・レジ接客用語が言えるようになる

・商品の袋詰めがマニュアル通りできる

②「次に習得する業務スキル

・レジ操作をマスターする

・レジ接客動作をマスターする

・通常のレジ応対は一人でできる

③「更に習得した方がいい業務スキル」

・斜め包み、合わせ包みができる

・レシートの用紙交換ができる

・贈答品の対応ができる

などのように、業務としてはとても基礎的なもので、簡単にマスターできそうな内容ですが、自店の業務に合わせてメニューを整理します。

次にそれをもとに個人習得カードを作成します。

店舗スタッフ各自に渡し、指導した項目については指導日を記入し、習得状況をチェックし、合格であれば○をつけるようにします。

合格点をもらった項目が日に日に増えるというのは、楽しいものです。

スタッフ自身も自分のカードを○で埋めることに達成感を味わうようになるのです。入社から今までの成長を実感できるし、早く全てを○で埋めようというモチベーションにもつながる。また、店長、スタッフ相互にそのスタッフ本人の状況を確認でき、習得状況が一目でわかるのもメリットです。

新人スタッフが最初に習得する業務スキル

【規律性】

1 就業のルール

2 身だしなみ

3 整理・整頓

4 共有物の使用マナー

【挨拶】

5 接客8 大用語

6 声の大きさ

7いらっしゃいませの声かけのタイミング

【スマイル】

8 相手のほうを向いた笑顔

【言葉遣い】

9 隠語(トイレ、食事、休憩)

10尊敬語・丁寧語・謙譲語の使い分け

【チェッカー】

11 レジ接客用語

【サッカー】

12 商品確認、袋詰め

【立ち姿勢とお辞儀】

13 立ち姿勢

新人スタッフが第2段階で習得する業務スキル

【スマイル】

14 スタンダードスマイル

【立ち姿勢とお辞儀】

15 商品選定時の姿勢

16 会釈、敬礼、最敬礼

【チェッカー】

17 レジ操作

18 レジ基本動作

【問い合わせ対応】

19 商品陳列場所

20 在庫保管場所

【商品陳列】

21 基本陳列の種類と陳列方法

22陳列の乱れ直しと欠品商品のチェック

【クリンリネス】

23清掃箇所と清掃方法、実施のタイミング

24 売場の整理・整頓箇所

【開閉店作業】

25 聞閉店作業項目と作業方法

更に習得した方がいい業務スキル

【問い合わせ対応】

26 お客様のサインを察知

27基本的な商品知識(ブランド名、デザイン名称、素材)

【ラッピング】

28 基本ラッピング

【贈答対応】

29 のしの種類

【開閉店作業】

30 レジ清算の手順と方法

【P O P 作成】

31 PO P のつけ方、チェック

 

以上、「雇った店舗スタッフが定着する「仕事を楽しく覚えるトレーニング」とは?」でした。