コロナウイルス感染者もだんだんと少なくなってくると、これまで控えていたイベント関連の事業が動き出してきました。
しかし、コロナ前の状況とは異なり、イベントの内容も集客方法も変えざるを得なくなってきました。
これからのチラシで集客する方法を考えてみたいと思います。
魅力的で行きたくなるイベントの条件
チラシの集客力を高めるには、魅力的な商品が必要になるのと同じように、イベントに集客しようとするときには、魅力的で行きたくなるイベントであることが必要になってきます。
人気イベントの仕掛けの特長
チラシで一番訴求できるポイントは、次の二点に限られます。
●他では体験できないイベントになっていることをPR
イベント内容のボリュームを増やして、多くのことが体験できるイベントだと、来場者の選択肢も増えて集客効果が高まります。
●魅力的な来場特典を用意されていることをPR
特典は、来場したお客様が喜ぶものが絶対条件です。
そのためには、イベント来場者のターゲットを明確にすることが必要になります。
キャンピングカーの人気イベント事例
今はキャンプや車中泊ブームで、キャンピングカーへの注目が集まっています。
キャンピングカーを販売する店舗では、集客のためにイベン卜を行なう店舗が増えています。
しかし実際には、同じイベントでも、集客ができている場合とできていない場合があります。
●多くのお客様を集めているイベントの違いとは何でしょうか?
多くのキャンピングメーカーの商品を合わせて展示することが挙げられます。
ほとんどのメーカーが、自社のショールームを持っています。
しかし、ひとつのメーカーのショールームでは、そのメーカーの関連商品しか見ることができません。
お客様の感情としては、他メーカーの商品も見て比べたいという気持ちがあります。
そこで、多くのメーカーの商品を一度に見て比べることができるようなイベントを開催すれば、集客が見込めます。
同時にキャンプや車中泊の道具を販売しているアウトドアメーカーとコラボすれば、潜在的なキャンピングカーファンが来場する可能性も高くなってきます。
他業種でもイベントを開催するときは、他では見られないもの、そして多くのことが体験できるようにすること。このような視点で企画を考えると、ヒットする可能性が高まります。
そして感染症対策も万全であることも、大切なPR材料となります。
来場特典の選び方が集客に影響する
人間は、「得をするもの」には興味を示します。
だから集客を考えるときも、この感情を利用したほうがよい。
このとき注意が必要なのは、来場特典の選び方です。
どんなお客様が来るのか?どんなお客様を呼びたいのか?このことを明確にしてから、来場特典を選ぶようにしたい。
たとえば、住宅会社でイベントをするようなとき、ターゲット客は、小さな子どもがいる若いフアミリーとなります。
そこでは、子どもが喜ぶ来場特典が集客を増やします。
子どもに人気のキャラクターがデザインされた風船、お面などを用意すると、間違いなく集客を増やすことができるでしょう。