良いお店の雰囲気は店員の行動から醸し出されるもの

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「うちの売場、ひまでひまでしょうがないんだよね-。そういう時は何をしてればいいのかわからないんだよね」
時々、そんな販売員の声を耳にします。
暇そうにしているお店は外から見ても伝わってきます。お客様はそんな活気のない店に入りたいと思うでしょうか。

あなたならそんな時どうしますか?
答えは簡単ですね!
忙しそうに振る舞えばよいのです。




お店が暇な時ほど忙しそうにしたほうがいい

接客に関係のないお仕事を、どんどん見つけて、その仕事に精を出してください。
たとえば、床拭き、窓拭きや陳列棚の掃除、他にも商品の陳列をやり直してみるとか、POPづくりに精を出す・・・等々。

「当店は忙しくてしょうがないんです!」
お客様に見せつけるように、演技でもいいから忙しそうに振る舞ってください。

そうすると、お店や売場に「活気」が出て、売場もきれいになり一石二鳥です。
「忙しそうな販売員」を目にしたお客様は、「頑張っているなあ」と感心してくれることでしょう。また、通行人にも「繁盛店」という印象を与えることもできます。

そうなってくると、お客様が自然に集まってきます。
販売員が販売以外の仕事に精を出している時ほど、お客様は、お店に入りやすい、売場に近づきやすい、ということなのです。

「なにか売りつけられるかもしれない」お客様は、常にそんな警戒心を抱いているものです。

販売員が、ひまそうにしていれば、お客様はきっとこう思います。

「販売員につかまってなにか買わされそうだな-」

ひまそうな販売員と目が合えば、お客様は反射的に逃げ腰になります。
ますますお客様は遠ざかり、ますますお店はひまになってしまう。

ちなみに、実演販売においても、実はひまなのに忙しく振る舞っているお店はたくさんあります。
実演の準備に余念がない。忙しくて、忙しくて、お客様は眼中にございません!と、そういうフリをしているうちに、お客様がジワジワ集まってくるのです。

もしお店が暇で手持ち無沙汰なら、そんな時こそ忙しそうに振る舞ってください。
モノを売るばかりが販売員ではありません。

ときには売り場から姿を消してみよう

ショップ店員であるあなたの目の前には、たくさんのお客様がお店の前を行き来しています!
なのに、どうして?お客様がナカナカ歩み寄ってきてくれません。

「うちの商品に興味がないのかな-」と意気消沈する前に、一度売場から姿を消すことをお勧めします。

販売員がひとりでも、その売場にいてはいけません。全員、撤退です。

すると、どうでしょう!
ジワリジワリと、お客様が売場に。そして商品を手にしているではないですか!
なぜこんなことが起きると思いますか?

例えばお客様の気持ちを想像してみてください。
お客様は販売員に「商品を売りつけて欲しい」と思ってやってくるわけではありません。

「気に入ったものはないかなぁ?」
「アレつ、ちょっと気になるなぁ?」
そんな気持ちでブラリ、きているお客様も多いのです。

お客様から見ればショップ店員は、ただ黙って立っているだけでも、“買ってくださいね”という、強烈なオーラを出した存在なのです。

ですから、商品に興味があるのに、近づきたくても近づけない、そんなお客様の気持ちを察してあげられる器量がないといけません。
多分あなたもいち消費者として買い物に出かけたとき、そんな気持ちになったことがあるのではないでしょうか。その気持ちを思い出して、お店がどういう状態ならちょっと入って商品を見てみたいなぁと思うのか想像してみてください。それだけであなたの行動が変わるはずです。

いずれにしても、目の前にお客様がいるにもかかわらず、なかなか売場まで足を運んでくれない時には、思い切って全員撤退です。お客様が売場に十分集まってから、接客するようにするとよいでしょう。

そこで、注意しなければいけないのは、鼻息を荒くして「待ってました!」とばかりに意気込んで、一斉に接客に動きますと、お客様は蜘蛛の子を散らすようにいなくなってしまいます。ですから、あくまでも自然に。さりげなく近づいて接客してあげることです。

良いお店の雰囲気は店員の行動から醸し出されるもの、それを心で意識しながら今日もがんばってお店を繁盛させていきましょう。







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