求人の面接時に聞くべき項目、求職者の素質を見抜く項目

求人広告を出して応募が集まり、書類選考で会いたい求職者を選別すると次はいよいよ面接です。

面接にはマニュアルはあって無いようなものであり、その時々によって対応が変わってきます。

昔は職場を転々していると不審者のような扱いを受けましたが、今ではアメリカのように自分自身のキャリアアップのために転職をする人が多くなっています。

新卒者も育った時代背景や現代の社会情勢の中で、持っている感覚も、経験も変わってきます。

どんな質問をして、求職者の返答に対して注意しておくことは何でしょうか?

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求職者の回答を深掘りする

採用面接に挑む前は、求職者も企業もお互いに緊張するものです。

どちらも自分をできるだけ良く見せようとしているから、質問の内容も、何を応えるかも事前の準備は欠かせません。

採用面接がはじまると、求職者の志望動機や入社してからやりたいこと、過去どのような経験をしてきたかなど、お互いの腹の探り合いが始まります。フォーマット通りの質問をしながら、この短い時間のなかで、様々な視点から探り合います。緊張をほぐす時間も含め、時間にして15〜20分。しかし、本当に聞くべき、本質を突く質問はそれだけでは足りません。

「君はなぜそう思うの?」「そう思うようになったきっかけは?」「そうなれなかったらどうする? それはなぜ?」

など、同じような内容でも人それぞれで質問は違うものの、求職者が答えている内容に対する掘り下げ質問は必須です。その際、面接官は求職者が答えた内容を紙に書いておくと、自然と掘り下げるべきポイントは見えてきます。

特に新卒の学生の場合は、短期間にたくさんの面接を受けているので、面接慣れしています。よくある質問ばかりしていると、決まりきった答えか、優等生的な答えしか返ってきません。中高年の転職者の場合も同様です。

時間にして5〜10分。ようやく慣れてきたところで、本当の意味で見抜くべき項目が見えてきます。そして、見抜くべき項目に対して掘り下げた質問をすると、求職者に動揺が見られることがあります。

その動揺した状態こそが素の状態で求職者の面接を進めることで、求職者と企業・店舗とのマッチングを見極めることができます。

求職者の本質、素養を見抜くための面接とは

実際にどのような面接をしているか、例を挙げて説明しよう。

実際に働き始めた時によく起こることです。

仕事の後、彼女とデートの予定を入れていた日に、「シフトに入っていた子が急に熱を出して来られなくなってしまった。申し訳ないんだけど、最後までシフトを延ばしてくれないか」そのように店長から依頼がありました。あなたならどうしますか?

☆多くの人が「彼女に言ってシフトを延ばします」と答えます。だからもう少し掘り下げた質問を続けます。

質問「ではどうやって、彼女のフォローをしますか。具体的に教えてください」

☆これに対する求職者の回答から、「サービススキル・マインド」「お客様への対応力」「人間関係構築力」等を見極めることができます。

また、「どれだけ頑張れるか」を見るための面接もあります。

中小企業が欲しがる人材として、「磨けばダイヤモンドになる人」が挙げられます。特に新卒者はダイヤの原石です。

それには、社会人になってからどれだけ頑張れるか、というところを見極める必要があります。これは実際に行動をみるまでは、とても判断が難しいポイントです。どのようにしたら、面接で「頑張れる力」の有無を見抜くことができるのでしょうか。

それは3つのポイント、「想い・情熱」「柔軟性・汎用性」 「素直さ」から判断することができます。

①「想い・情熱」を判断する

目標に対してやりきろうとする強い想い・情熱があってこそ、人は頑張ることができます。だから、自社に対する想いや仕事に対する情熱を持っているか否か、または過去の経験上そういった「想い・情熱」を持って働いたことがある、もしくは何かに懸命に取り組んだことがあるという経験が重要となります。

過去の実績やグループ活動やクラブ活動の中での自分の行動や成し得たこと、何かの賞を取るために無我夢中で取り組んだことなどを質問します。できれば成功談よりも、失敗をしてどのように対応したのかを聞くとなおいいでしょう。

②「柔軟性・汎用性」を判断するための質問をする

誰でも入社した当初は頑張れるが、慣れてくると次第に頑張れなくなる人材は多い。ここで大事になるのが、自身の想像と異なる環境だった場合に、それを受け容れて適応していけるかどうか。入社後のギャップ同様、仕事を進めていく上でも柔軟性・汎用性を持ち続けられるかどうかが、成長維持のポイントになります。

アルバイトや職場を転々を変わっていないか? 変わっていたらその理由を具体的に聞きます。本人の都合なのか、相手の都合なのか。

派遣社員など非正規雇用だった場合は、契約満了まで勤務したか? 新しい派遣先にすぐに馴染むことができたかなどを聞くといいでしょう。

③「素直さ」はコミュニケーション能力にも反映される

人の意見を素直に受け容れられるかどうかは、その人材の成長のキャパシティの大きさに比例します。ダイヤモンドの原石はまだまだ原石にすぎなく、これから磨いていかなければならない。その時点で変な癖や頑固さがあっては、原石で終わってしまう可能性が高い。3つのポイントの中で最も重視していいポイントと言えます。

一度人を雇ってしまうと、解雇することが難しいのが日本の法律です。わがままだけの社員を入れてしまうと、後々職場を乱す元凶になるだけでなく、職場の雰囲気が悪くなり、逆に優秀な社員が辞めてしまうことになりかねません。

質問に対して、言い訳みたいな答えが多かったり、他人の意見ばかり引用して自分の意見をなかなか言わないと問題です。口が上手い求職者よりも、口下手で素直な求職者のほうが入社後に優秀な社員に劇的に変化する可能性が高い場合がよくあります。

以上、見るべきポイントをしっかり絞って、相手の答えを掘り下げていける質問をする必要があります。

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